避難安全検証法に関わる内容/避難時間判定法(ルートB1)の計算特性避難途上での煙降下との比較
最終更新日:2022.08.15
階避難安全検証法(ルートB1)では、階の出口が設置されている室(廊下等)で煙降下時間と避難完了時間を比較することになっていますが、廊下の途中に扉が設置されていたり、階段に附室がある場合、出口に達するまでの避難途上での評価はどのように行うのですか。
階避難安全検証法(ルートB1)では、避難途上での煙降下と避難時間の比較を行わない手法になっていますので、避難途上での検討は不要です。この手法を悪用し、出口の手前に前室を設け、防煙性能を有する扉を設置し、計算上の煙降下時間を遅らせることで、安易に検証結果をOKとしようとする設計者がいるのは嘆かわしいことです。これでは非常に危険な設計となってしまいます。また、意図的に前室を設けなくても、特別避難階段の附室を設けた場合でも、附室の手前の室で避難時間が煙降下を上回ってしまう可能性があります。この場合は避難上の安全を考慮し、附室の手前を階の出口と設定し、避難時間が煙降下時間を上回っていないかを確認する必要があります。
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