避難安全検証法に関わる内容/告示解釈・考え方冷凍・冷蔵倉庫に避難安全検証法を用いるメリット
最終更新日:2022.08.11
大規模な冷凍・冷蔵倉庫の計画ですが、冷凍・冷蔵倉庫内で仕分け作業やピッキング作業を行う予定です。告示1440号によると、冷凍・冷蔵庫は非火災室ですし、また建築基準法上も無人の倉庫と同等なので、無排煙としても問題ないと考えます。わざわざ避難安全検証法を使うメリットはありますか?
冷凍・冷蔵倉庫でも、倉庫内で仕分け作業やピッキング作業を行うのであれば、居室として扱うべきで、仕様設計なら排煙設備の設置が必要になります。そうすると、避難安全検証法の採用によって無排煙にできるという大きなメリットがあります。
この場合、冷凍・冷蔵倉庫は非火災室にはしないで、常温倉庫と同様の発熱量を想定し検証します。
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