建築防災設計が一般に普及しないのはなぜか
株式会社九門では過去20年間に渡り、避難安全検証法を中心としたコンサル業務に携わってきました。
また、スタッフを育成し、建築防災設計の普及に努めてまいりましたが、まだまだ防災設計に興味を持つ人は少なく、人材確保に苦労しているのが現実です。
その背景には、建物を設計する側、そして、審査を担当する側の双方が抱える問題点があると考えます。
意匠設計者の抱える問題点
- 建築防災設計について学ぶ機会がなく、知識が不足している
- 避難安全検証の計算は複雑で面倒過ぎるため、関わる余裕がない。
- 法律の定める計算さえクリアすれば安全性能が確保できると考えている
審査機関担当者の抱える問題点
- 法の理念ではなく、些末な言葉尻だけを捉えた審査が行われがちである
- 在室者数・積載可燃物の発熱量が大きいだけで安全性能が高いと判断されやすい
- 書類の整合性や計算誤差は細かくチェックするが、本来の安全性能の確保については問わない傾向が強い
SED partnerとして、一緒に建築防災設計を広めませんか?
株式会社九門が開発したSED は避難安全検証(ルートB)の計算から申請書作成までを一貫して行う建築防災設計支援システムです。SEDがあれば、設計者は面倒な計算作業や書類作成作業から開放され、本来の建築防災設計のために時間を使うことが可能となります。

特徴
- スタッフとしてではなく、協力会社(partner)としての契約です。(※注1)
- 業務時間や場所等の制約は一切ありません。いつでもどこでも、コンピューターとインターネットが繋がる環境(※注2)さえあればどこでも仕事ができます。
- 自身で仕事をしたい方に最適です。
- 感染症対策等、勤務環境が制限されても影響を受けません。
※注1:業務発注の保証はありません。
※注2:日本国内のネットワークに限られます。
応募資格
- 避難安全検証法の基礎知識がある
(株式会社九門オリジナル認定テスト80%以上の正解率が必要です) - 一級・二級建築士及び一級・二級建築士事務所に技術職で所属する方
- PCを所有し基礎知識がある
CADの操作ができる
Excel・Wordの操作ができる
メールでやりとりができる
Acrobatの操作ができる - 日本在住の20歳以上の個人、または、法人
SED partnerに興味のある方はご連絡ください。
ただし『ちょっとやってみようかな』程度の方はお断りしております。あくまでも自己責任で建築防災の将来を担いたいと考える方、自身の力で自由に仕事をしたいと考えている方は、ぜひご応募ください。
定員は10名(10法人)。全国から募集します。
現在既に1法人と契約が完了していますので残り9名です(2021年8月)。
社内の標準ツールとしてSED partnerをご活用ください
日頃から避難安全検証法を利用した設計を積極的に行っている設計事務所様でも、避難安全検証法については専門のコンサルタント業者に依頼されることが多いのではないかと思います。申請書作成機能が実装されたSED partnerを社内ツールとしてご活用いただくことで、平均的な物件は全て社内での処理が可能となります。
SED partnerに併せて防災設計コンサルタントをご依頼いただけますと防災設計のサポートをいつでも受けられるようになります。ご相談ください。