Philosophy私たちの想い

SEDシステムを活用し
地域の人々に永く愛される
安全な空間づくりを

2000年に避難安全検証法が施行されて20年以上が経ちました。いろいろな建物の設計に利用されるようになり、街を歩いても、それとわかる建物を見かけます。特に、郊外型の中小規模店舗では、新築の建物のほぼ全てに利用されているように思われます。
しかし、多くの設計者にとって避難安全検証法は単なるコスト削減の手法と受け止められており、法の盲点を突いた設計や、避難安全検証法の理解不足からくる不適切な設計も多く見られます。

「避難時間判定法」(ルートB1)は、設計者は当然防災設計の基本を守るものだという前提で作られていると感じられますが、それを逆手にとって、実際の安全性能は無視してコスト的に有利になるような設計をする設計者多く表れてしまったことを踏まえ、「煙高さ判定法」(ルートB2)では、より強制的に防火計画の基本に従わないと安全性能の確認ができないようになりました。しかし「煙高さ判定法」(ルートB2)は、計算に必要な要素を抽出する作業が非常に多く、また計算ルートに複数の条件分けがあったりと、ルールを覚えて手動で試行錯誤を繰り返しながら設計を進めることはほぼ不可能です。

この設計手法を有効に活用するには、コンピュータの利用以外は考えられません。そのため弊社は「SED(Safety Evacuation Designer)」という設計者の皆さんにより確実な防災設計を実現していただくためのツールの開発・ご提供と、正しい防災設計に関する情報発信を使命として活動しております。

建て主の方へ

ご利用者や地域に永く愛され、社会資本となりうる建物を提供するために

不運にも火災事故が発生した時にご利用者の安全を守るための「防災設計」は、御社の建物の価値を守り続けるための重要な要素です。
避難安全検証法を遵守することは、イニシャルコスト(建築費や施工期間)の削減や、メンテナンスが必要な設備を減らすことにも繋がります。
正しい知識を持って、設計士が「法の抜け道を利用していないか?」「万が一の際、自分が所有する建物は安全なのか?」を建て主の方が適切に確認・管理していくことが、安全な空間づくりの第一歩となります。

建て主の方へ

設計士の方へ

避難安全検証法についての正しい知識を持ち、設計士として命と建物を守る責務を果たしていただくために

数字合わせの防災設計でなく、避難安全検証法を使いこなすことは、設計士としての自分の身を守ることでもあります。
排煙設備、建具、階段のほか、竪穴区画や異種用途区画などを削減することにより、プラン(平面計画)の自由度を向上させることができます。ぜひSEDシステムをご活用いただき、安全で美しい建物づくりを目指しましょう。意匠設計と防災設計の両立についてもアドバイスさせていただきます。
ご利用者に、地域に、永く愛される建物の設計を目指しましょう。

設計士の方へ

株式会社九門は、人々の安全を守り、建物の寿命を延ばす防災設計を日本の“当たり前”にすべく、持続的な活動を続けてまいります。SEDシステムを活用していただくことで、設計者の皆さんが、本来の責務である、将来の社会資本となる建物の創造に貢献されるための一助になれば幸いです。

九門宏至が考える防災設計のあり方

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建物に携わる皆様へ
永く愛される建物づくりを、
SEDシステムがサポートします

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