避難安全検証法に関わる内容/避難安全検証法の基礎知識・用語の解説避難安全検証法(ルートB1・B2)は使えない?!
最終更新日:2022.08.15
ある計画に避難安全検証法(ルートB1・B2)を利用しようしたところ、いろんな人から「制約が多く思ったほど効果が出ないのでやめたほうがよい」「どうせ性能設計を行うならルートCを使う方が自由に設計できる」と言われました。ルートB1・B2はそんなに制約が多く使えないのでしょうか。
避難安全検証法(ルートB1・B2)は、確かに、ルートCと比べ、制約が多いかもしれません。しかし、ルートB1・B2でも十分にコストダウン効果は期待できます。実際に、店舗・事務所などでは、排煙装置・防煙垂壁・歩行距離・出口幅・階段幅等の緩和を目的としてルートB1・B2の利用が急増しています。また、ルートB1・B2はルートCと違い、建築主事が確認できるため審査期間が短く、書類手続きも簡単です。工事中の変更についても変更申請を提出するだけで済み、店舗等設計変更が多い物件でも利用しやすいのです。 しかし、同一物件に対する性能設計であるにも関わらず「ルートCならOK」「ルートB1・B2ならNG」とされるのはおかしなことです。ルートB1・B2でNGなものは、ルートCでもNGとされるべきです。ルートCは、ルートB1・B2では想定してない形態の物件を、より高度な手技で検証するための方法であるべきだと考えます。
SEDシステムに関わる内容
建物に携わる皆様へ
永く愛される建物づくりを、
SEDシステムがサポートします
-
ご検討中の方
SEDシステムは全ての機能を30日間無料トライアルでご利用いただけます
チュートリアルが付いていますので、お気軽にお試しください -
ご契約中の方
SEDシステムのダウンロードや各種契約内容の変更
SEDシステムの操作に関するお問い合わせはこちらから