避難安全検証法に関わる内容/告示解釈・考え方発熱量について
最終更新日:2022.08.11
避難安全検証法で扱う発熱量について、日本建築学会による実際の発熱量計測データは、告示510号・475号に定められている発熱量の数値よりも大きいものが多いようです。告示の発熱量では、危険になりませんか?
日本建築学会の発熱量計測は火災室内全体の平均値です。それに比べ、避難安全検証法で扱う火災は初期火災、すなわち「フェーズ1:可燃物の単体火災」から「フェーズ2:火災区画内の可燃物間の延焼」の状態を想定しています。例えば、タバコの不始末による事務所の火災だとすると、火元の応接セットが燃え出したような状況をイメージしてください。
また、燃え草は室内に満遍なく配置されているわけではなく、出火場所となりやすい物品とそうでない物品が混在し、発熱量も高い箇所と低い箇所があるでしょう。告示の発熱量基準は、そうしたことまで勘案して定められていますので、発熱量は決して低いわけではありません。
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