避難安全検証法に関わる内容/告示解釈・考え方複数の排煙窓の扱い
最終更新日:2022.08.11
同一区画内に複数の自然排煙窓を設置しています。連動して作動するようにしていなくても同時に作動するものとして排煙量を算定してもよいのでしょうか。
告示510号・475号には、自然排煙窓を連動しなければならないという規定はありませんので、同時に作動するものとして排煙量を算定してもよいと考えられます。しかし、遠く離れた場所に設置されているものを別々のオペレーターで同時に作動させることはあまり現実的でないので、可能な限り連動して作動するようにすべきでしょう。
安全側の設計を行うなら、複数の自然排煙窓の中で最も排煙量の小さなものだけが作動するという条件で算定すればよいでしょう。また、給気口を設ける場合は排煙窓の開放に連動して自動的に開放されるか、常時開放状態を保つことができなければ有効な給気口とはみなされません。注意が必要です。
SEDシステムに関わる内容
建物に携わる皆様へ
永く愛される建物づくりを、
SEDシステムがサポートします
-
ご検討中の方
SEDシステムは全ての機能を30日間無料トライアルでご利用いただけます
チュートリアルが付いていますので、お気軽にお試しください -
ご契約中の方
SEDシステムのダウンロードや各種契約内容の変更
SEDシステムの操作に関するお問い合わせはこちらから