SEDシステムに関わる内容/計算仕様当該避難経路上の各廊下の幅の計測方法
最終更新日:2022.10.19
ルートB2の計算で当該避難経路の流動係数を求める際に当該避難経路上の各廊下の幅が必要になります。平行な壁で構成された長方形の廊下の場合、避難方向に沿う壁間の幅と誰もがわかると思いますが、平行でない壁で構成されたホールのような空間が避難経路の場合、その幅はどのように求めるのですか。
SEDでは、以下の仕様で室の幅を算出しています。
①最長の辺を探す
空間を構成する壁の中で最も長いものを室内の避難方向に平行なものとします。
基準となる壁を決定することによって、幅の計測方向が決定されます。
②最長の壁の両端を除いた全ての頂点を取得
室を構成する壁の頂点から最長の壁までの長さを求める準備です。
③取得した各頂点から最長の壁までの距離を計算
各頂点からの最長の壁までの距離に中で最も短いものを抽出します。
④抽出した距離から壁厚さを引くことによって有効幅を求める
抽出された距離は壁芯間の距離となりますので、壁の厚さを引く必要があります。
壁の厚みは物件設定で自由に設定可能で、デフォルトでは100mmとなっています。
自動計算による室の幅を利用しない場合は、属性パネルで自由な幅の設定が可能です。
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